高校生の時、たまたま友人に、カイロプラクティックの治療院に連れて行ってもらったのがきっかけです。治療効果も実感でき、「こんな世界があるんだ」と思いました。

その後高校を卒業し、新聞の広告を見て香川県高松市にあった整体の専門学校に入学しました。入学するまで治療業界の事は全くわかりませんでした。

入学後に初めて、整体やカイロプラクティックは法制化されてなく、国家資格でもなんでもなく、やろうと思えばいつからでも看板をあげる事が出来るというものだったのです。

最高裁判所で「人体に危害を加えなければ、治療してもいいですよ」という判決が出ているので、それを基に整体やカイロプラクティックが行われているということを知りました。

入学前にもっと下調べをしておいたら良かったと後悔してもすでに後の祭りです。しかし気を取り直し技術の習得に努力しました。

一年後ある程度の治療技術が身に付きました。しかし整体の学校は、国家資格が取れるものではないので、授業内容もいい加減で、このまま、もぐりの学校にいていいんだろうか？と思い一年で整体学校を中退しました。

治療家になりたいなと思いながらも、志半ばで高知に帰りバイト生活をしながら、今後のことを考えていました。法律的に開業は出来るけど、治療技術はまだまだ不安だし、、、

そんな時PAACというカイロプラクティックの団体が、医療免許を持っていると正会員として入会できるし、さらに治療技術のセミナーにも参加できると聞き、准看護師の免許を取得しようと看護学校に通うことになりました。

二年後無事に准看護師の免許を取得することができました。これからどうやっていこうかな？このまま看護師として生きていくか、治療家として生きていくか、真剣に悩んでいました。

そんな時昔からお世話になっている接骨院の先生に、専門学校を紹介してもらい柔道整復師の学校に行くことになりました。

学校は東京にあり、仕事と学校との生活が始まりました。昼間は朝7時半から午後4時半まで働き、午後6時から9時まで学校という生活を送り、3年後柔道整復師の免許を得ることができました。

その後学生時代研修させていただいた整骨院で免許取得後4年間研修を続けました。この4年間にカイロプラクティックや色々な治療術を学びました。

この時31歳、治療家を志して、13年たっていました。

その勉強中に、NAET治療を日本で広める事になる増田裕DCと出会いました。

当時の治療業界は、カイロプラクティック神経学というものが流行っていて、症状の原因となる神経障害の箇所を探り、治療するというものでした。

その方法論に出合った時「これこそ探していた物だ！」と興奮した事を覚えています。

しかし臨床を積めば積むほど、

治る人もいれば、治らない人もいる。

その悩みに対してNAET治療は、ヒントと解決をくれるものだったのです。

そして現在は、少しでも患者さんが健康になれる様、NAET治療、保険治療を用いて、様々な方法で治療しています。

平成15年5月　梼原町にて　ゆすはら接骨院を開院。
平成17年12月　区画整理のため、ゆすはら接骨院を閉院。
平成18年1月　津野町にて　はやま接骨院を開院

現在に至る。治療家を志し18年が経ちました。