私の治療に対しての考え方は、健康とは、そもそも何であるかという考えが基になっています。
それを語る前に、考え方の根本を整理しなければなりません。私は日本に住んでいます。そして日本は民間企業が互いに競い合い収益を上げているのです。
いいですか?100円で仕入れた品物を150円で売るんです。100円で仕入れたものを100円で売るとその店はつぶれます。つまり売る時には自分が損をしないように利益を乗せて売っているのです。ただ日用品なんかはあまり高くすると売れなくなるので、適正な価格に落ち着きます。
この法則は、健康ビジネスでも一緒のことなのです。病院、接骨院、治療院すべて同じ法則で成り立っています。
不健康な人を健康な状態にするという商品(薬だったり、治療だったり、健康食品だったり)を売っているのです。しかも利益を乗せて。
健康保険の場合は国が価格を統制しているので、暴利をむさぼることはできませんが(笑)
少なくとも利益は出ているのです。
日用品なら、市場の需要と供給のバランスで適正な価格に落ち着くわけですが、、、、。
健康ビジネスは、買う方(患者さん側)に商品知識(正しい医学知識)が無いのをいいことに、法外な値段をふっかけたり、必要のないものを買わせたり、無茶苦茶な事がまかり通ってます。
悲劇は、患者さん側も、治療者側も間違った医学知識のもとで健康になろうと努力していることです。
例えば、アトピー。
権威ある病院のアレルギー専門医の診察を受けました。結果、ダニ、卵、すぎ等のアレルゲンが見つかり、徹底的な除去が始ります。
母親は卵を避け(母乳を介して卵が子供の体内に入る)ということらしいが、人間は異種タンパクをアミノ酸レベルまで壊して同種たんぱくに合成しているんですよ。
簡単にいうと、卵食べたって、小腸で吸収されるときには、卵であって卵でない状態なんですよ。それを基にして体は出来ているのです。
次はダニの除去が始ります。ふとんを掃除機で吸ったり、ダニがつかない布団を買ったり(これが高いんです。)
次は免疫をアップさせるための健康食品だ!(これもベラボーに高い)まさにアトピービジネス。アトピートライアングル。ここまでやって治ればいいけど治らない。どうしよう?どうしよう?と悩みだす。
このころになると親御さんはノイローゼです。アトピーに関わる人みんな儲けてます。アレルギー専門医も布団業者も健康食品屋も。患者さんとその家族が一番の被害者です。
いいですか?
ちょっと考えればわかる単純なことです。健康を害してる人は弱い人です。その弱みに付け込んで言葉巧みに、物を売り付けたりするんです。我々は経済活動の中で生きていますから、サービスを受けたり物を買ったりする時には利益を乗せたものを支払っているのです。あなたのためにとか、アトピーを良くするためにとか、そういう人はきれいごとしかいいません。本質を見抜いてください。それを心のどこかに置いておいてください。そうすれば、健康問題だけでなく、生活全般にも役に立ちます。投資詐欺やその他もろもろの事に必ず役に立つはずです。
タダほど高いものはない。
うまい話には裏がある。
関係者は、とっくに気づいていますよ。既存のやり方では限界にきてるって事を。でもそれを変えることはしないでしょう。なぜなら、生活があるから。
アトピーがひどい時にはステロイドを塗り、塗るのをやめればまた再発するという悪循環。
そんなとき環境が悪いわけではなくアトピーが出る子供の方に問題があると考えるようになった時、NAET治療と出会いました。NAET治療を施した結果、アトピーは良くなりました。たまたま良くなったのかも知れませんが、今では卵も食べれますし、布団にも気をつかう事がなくなりました。
結果としてNAET治療のおかげで、アトピーの症状はおさまっています。
それでNAET治療は、どんな症状に効くのかと勉強してみると、ありとあらゆる症状に有効だと。そんなとき一人の幼児が来院しました。その子の症状は自閉症。高知県療育福祉センターで自閉症と診断されたばかりでした。NAET治療は80パーセントの改善率があるという。だったら試してみますか?と親御さんと相談し治療を始めました。
その子は典型的な自閉症の症状が出ていました。
親御さんも憔悴しきっていて、高知県療育福祉センターで自閉症と診断された直後は死刑宣告を受けたような感じでした。NAET治療の結果、トータルで90回弱の治療ですが、
上記の症状は全く見られません。
なんと治療途中、ディズニーランドに遊びに行けてます。あんなに人が多いところ大丈夫かなと思いましたが、無事何事もなく、楽しく過ごしたそうです。
高知のイオンショッピングモールにも何度も行くそうですが、全く問題行動はないそうです。
この子の自閉症が治ったのかどうか、私には判断できません。ただ言えることは、人としてコミニュケーションが取れるようになり、喜怒哀楽が出せ、親御さんがこの子の症状で困っていることが無いという現状なのです。NAET治療によってまた一人救うことができました。私の経験したことは事実です。(症例集)
正直なところ、私は治療家として、治療という商品を売っているので、その商品には利益が乗っています。仙人の様にかすみを食べて生きてはいけないので。
でも売るからには、誠実に売りたい。
自分が患者であったなら、自分でその治療を受けようと思えるかどうか?いつもその問いを自分自身にしています。
誠実に売りたい理由はこちら
私は、患者さんが良くなるのであれば、どんな方法でも良いと考えて、「治療法にこだわらない」ということにこだわって治療してます。
健康とは、生まれてから死ぬまで、安楽に生きるということです。人間は必ず死にます。死亡率は100パーセントです。死ぬまでは、痛みもなく、病気もなく生きていたいと思います。まず「隗より始めよ」自分自身が健康でないと。
私は死ぬまでは健康でいたいので、NAET治療を自分自身に治療しています。それは患者さんのためにも自分自身のためにも。
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