• 臨床例１

40代の婦人

主訴は、

• 昨日まで何でもなかったのだが突然痛くなった。
• 調理の仕事をしている、仕事は出来るのだが手首を曲げたり伸ばしたりすると痛みが走る。

動作分析をしてみると

• 手首を背屈させると肘部に可動痛。
• 手首を掌屈させると手首に可動痛。

治療箇所

• 動作分析の結果から、橈骨頭の回旋障害の問題。
• 手関節伸筋群の問題。

治療方法

• 肘の可動性減弱箇所を見つけ、アクティベーターで刺激を入れる。
• 手関節伸筋群の矯正。

治療後

• 動作分析で手首を掌背屈させると治療前より痛みが減少するが、可動痛が残存する。

NAET治療を追加する。

• 問診をすると、家族の健康問題のストレスが関与していた。NAETでこのストレスを除去する。

治療後

• 手首をどんなに動かしても痛みが無くなる。

感想

• 今回のケースは、筋肉骨格系に100パーセント起因したものではなかった。だから感情ストレスを除去すると症状が消失したと考えられる。